給湯器を交換する際、費用や工期は非常に気になりますよね。それ以外にも、マンションの給湯器の交換の際には気を付けるべきポイントがたくさんあります。
どこでも給湯器を設置できるわけではないので、給湯器タイプは最適なものを選ぶことが重要です。
ここでは注意点を含め、マンションの給湯器交換について詳しく解説します。
Contents
マンションの給湯器を交換するときの注意点
マンションにおける給湯器の交換には、主に以下の3つがポイントとなります。
交換時期は10年が目安
多くの給湯器メーカーでは、交換時期の目安を10年としています。
それより長く使用することもできますが、不具合が起こりやすくなるばかりか、摩耗や劣化によりガス事故を招く恐れがあるため、10年以上使用した給湯器は適切な交換時期にきているといえます。
マンション管理者への連絡が必要
分譲か賃貸かに関わらず、給湯器を交換する場合には大家さんや管理会社に連絡が必要です。管理組合がある場合には、そちらにも申し出てください。
賃貸マンションでは、原則貸主側に費用負担の責任があります。マンションに設置できる給湯器の種類や大きさが限定されることもあるため、事前に連絡して確認を取りましょう。
ライフスタイルや設置環境を考慮して選ぶ
マンションで給湯器を交換する際には、現在使っている給湯器と同じタイプを選ぶのが一般的です。
壁掛けタイプやベランダ設置型など、給湯器にはさまざまな種類があるため、家族の人数や設置場所を考えて適切な給湯器を選ぶようにしましょう。
マンションの給湯器の交換工事について
ここからは交換費用と工期についてお伝えします。
交換費用について
給湯器は種類が非常に多く、ものによっては10万円以下で購入できる場合もあります。相場としては20万円前後で、高機能な給湯器であれば60万円ほどかかることもあります。
交換工事にかかる費用は、3万~5万円程度であることが一般的です。
工期について
給湯器がすぐに準備でき、作業時間も確保できる業者であれば、その日に工事が可能です。
しかし一般的には、依頼後に給湯器を発注することが多く、在庫状況により工期が変動します。
依頼してから1週間ほどで設置が完了する場合が多いものの、寒い時期には特に在庫が品薄となるため、場合によっては数週間ほどかかることもありますので注意が必要です。
まとめ
給湯器が壊れた場合、できるだけ早く交換してほしいですよね。しかしマンションの場合は管理会社や大家さんに事前連絡が必要と心得ておく必要があります。
給湯器の種類や性能ごとに価格も変わるため、ライフスタイルに合う給湯器を業者と相談して決めると安心でしょう。
給湯器は日常生活を送る上で欠かせないものですので、できるだけスムーズに交換できるよう、交換前にぜひ今回の注意点を参考にしてください。