給湯器を修理するメリットは?交換との費用比較や判断ポイントを解説

給湯器がある日突然故障してしまった時、「どうしよう…修理で良いのか、それとも交換すべきか…」と悩んでしまうこともあるのではないでしょうか。
給湯器の故障は修理で充分であるケースも多々ありますが、修理か交換かは状況を見て判断すべきです。
この記事では、給湯器の修理の利点・注意点や判断のポイント、修理費用と交換費用の相場目安を解説します。

給湯器の修理の特徴や見分け方

ここでは給湯器の修理の特徴や、修理で済むか否かの見分け方を紹介します。

給湯器の修理のメリット・デメリット

給湯器が故障した場合に修理で済ます利点は、何と言っても交換よりもコストが抑えられる点でしょう。
また、もし保証期間内であれば無料で修理対応してもらえる可能性もあるでしょう。
一方で、修理において注意すべき点は、特に古い給湯器で、一度修理してもすぐに壊れてしまうと結局修理費がかさんでしまうことです。
状態によっては修理で直りきらない可能性もあるため、「どんなケースでも修理の方がお得」とは考えない方が良いでしょう。

給湯器の修理で済むケース

給湯器が故障した場合は、修理で済むのか否かの見極めが大切です。
以下のようなケースでは、修理で済むと考えて良いかもしれません。

・故障や異常を知ってからすぐに業者へ連絡したケース
・温度センサーの不具合や故障のケース
・給湯器本体を新しくしてから10年未満のケース
・給湯器本体以外(配管等)のトラブルが原因になっているケース

上記のようなケースは給湯器本体がそれほど大きな故障をしていないと思われるため、まずは修理を検討して良いでしょう。

給湯器の修理・交換それぞれにかかる費用

ここでは、給湯器の修理と交換それぞれにかかる費用について解説します。

給湯器の修理にかかる費用

給湯器の修理にかかる費用は、1回あたり約1万円弱~数万円が目安です。
コントロール機器の交換など比較的大きな修理が必要な場合は数万円かかることもあります。
一方で比較的簡易な修理で収まるのであれば約1万円弱で済むことも充分に考えられるでしょう。
ただし、あまり遠くの業者に依頼すると出張費用がかさむため、注意が必要です。
また、安く済むからと修理をしても、先ほどお話しした条件に当てはまらないようなケースではまたすぐに修理が必要になる可能性もあります。

給湯器の交換にかかる費用

給湯器の交換にかかる費用は、本体価格と工事費用に分けられます。
本体価格の目安は、業者割引後で以下の通りです。

暖房機能なし 暖房機能あり
追い焚き機能なし 10万円前後 10万円~約25万円
追い焚き機能あり

オートタイプ

10万円~約25万円 15万円~約30万円
追い焚き機能アリ

フルオートタイプ

10万円~約30万円 15万円~約35万円

メーカー希望価格は上記よりも高額ですが、多くのケースで割引はしてもらえます。
上記にプラスして約5万円の工事費用がかかるため、トータルでは約15万円~約40万円が目安だと言えるでしょう。

給湯器の修理は家計と相談して最適な方法を選びましょう

給湯器が故障した場合、修理で済ますことができればコストを大きく抑えることができます。
しかし、修理で済ませられるケースは限られているため、状況から判断することが大切です。
修理費費用の目安は約1万円弱~数万円、交換費用の目安は約15万円~約40万円ですから、予算や状況を考慮して判断していきましょう。

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