給湯器からお湯が出てこないと日常生活に支障をきたすこともあるため、なるべく早期に改善したいところです。
しかし一口にお湯が出ないと言っても正確な症状にはいくつかのバリエーションがあるため、症状に合わせて最適な対応策を取ることが重要でしょう。
そのためこの記事では、給湯器からお湯が出ない場合の症状別対処法を紹介します。
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給湯器のお湯が出ない場合の症状別対処法
ここからはさっそく、給湯器からお湯が出ない場合の対処法を症状別に4つ紹介していきます。
基本的には、自宅の水栓の1か所だけが不具合を起こしているのか他の水栓も同様なのかによって、原因や対応が変わります。
給湯器からお湯も水も全く出ない
1か所の水栓のみの症状であれば、その水栓が不具合を起こしている可能性が高いため修理・交換を依頼しましょう。
複数の水栓で同じ症状が出た場合は、給水配管の凍結やリモコンの不具合、給水バルブが締まっている等の原因が考えられます。
また、水道メーターを確認してどの水栓も閉じているはずなのにメーターが回っている場合は、配管が破損して水漏れを起こしている可能性があります。
その際は、早期に水道業者へ連絡しましょう。
水は出るがお湯が全く出ない
1か所の水栓のみの症状であれば、その水栓の不具合が原因だと考えられるため、水栓の修理・交換を依頼しましょう。
全ての水栓から水が出るがお湯が出ない場合、給湯器の水抜き栓のフィルター（ストレーナ）にゴミが詰まっていないか確認しましょう。
水抜き栓のフィルターにゴミがあれば取り除き、それでもお湯が出ない場合、それ以上は手を加えず給湯器の業者に連絡してください。
お湯の温度が安定しない
お湯は出るが温度が安定しないという場合、1か所の水栓だけであればその水栓の金具の不具合だと考えられます。
水栓金具の交換か修理を、業者に依頼しましょう。
もし自宅の水栓全てから出てくるお湯の温度が安定しないのであれば、給湯器本体に何らかの原因があると考えられます。
基本的には給湯器の修理や交換を業者に依頼することになりますが、一部製品では元々お湯の温度が上がったり下がったりする機能が付いていることもあります。
給湯器の運転状態をチェックして、特別な機能が作動していないかを確認しましょう。
リモコンにエラーコードが出ている
給湯器のリモコンにエラーコードが出ている場合は、取扱説明書を確認してエラーコード別に最適な対応策を取りましょう。
下記のようなエラーコードは多くのメーカーの製品で採用されていますので、参考にしてみてください。
・011……給湯燃焼のタイムオーバーのため、電源を入れ直します。
・111……給湯点検不良のため、やはり電源を入れ直してみましょう。
・140……可燃防止装置が作動していますので、修理・交換をおすすめします。
給湯器からお湯が出ない場合は原因別に対処しましょう
給湯器からお湯が出ないと一口に言っても、その症状にはいくつかのバリエーションがあります。
お湯が出ない症状をよく確認し、症状に合った対応策をとるようにしましょう。
ただし、少しでも不安があれば無理をせず、なるべく早期に業者へ連絡することをおすすめします。
