給湯器から煙が!給湯器の煙の原因や対応策、防止策などを解説!

給湯器を使用していて煙が出ているのを発見した場合、何をすれば良いのかと不安になってしまうことでしょう。
煙を発見した場合は、その状態によって適切な対応を行うことが大切です。
この記事では、給湯器から煙が出た際の原因や対応策、防止策を紹介します。

給湯器から煙が出る原因は?

ここでは、給湯器から煙が出る原因を2つのケースに分けて解説します。

給湯器の煙が白いケース

給湯器から出る煙が白い場合、煙の正体は水蒸気であると思われます。
この場合給湯器内部の水分が蒸発して白い煙となっているだけであるため、給湯器が故障している可能性は低いと言えます。
ただし、給湯器を止めてからも常に白い煙が出続けている場合には注意が必要です。
場合によっては内部で発火を起こしている可能性も考えられるため、一旦給湯器の使用を取りやめてメーカーや業者に連絡するようにしましょう。
その際、自分で給湯器を分解するなどして手を加えるのは、危険であるため避けてください。

給湯器の煙が黒いケース

給湯器から出る煙が黒い場合、内部で不完全燃焼を起こしている可能性があります。
そのまま放っておくと、不完全燃焼による一酸化炭素中毒によって生命に関わる事故にまで発展しかねません。
速やかに使用を中止し、なるべく早くメーカーや業者に連絡するようにしましょう。
近年発売されている給湯器であれば安全装置が作動して自動で運転を中止してくれることが多いのですが、古い給湯器の場合はそのまま運転し続けてしまう可能性もあります。
甘く考えていると重大事故にもつながる可能性があると認識し、行動するようにしましょう。

給湯器からの煙に対する対処法と予防法

ここでは、給湯器から出る煙に対する対処法と予防法を解説します。

給湯器の煙に対する対処法

ここまで紹介した通り、白い煙は水蒸気が原因であり危険が発生する可能性は低いのですが、煙がいつまでも消えない、または黒い煙が出ている場合には早期の対処が望まれます。
まず給湯器の運転を中止し、ガスを止めてできるだけ早く換気をするようにしましょう。
不完全燃焼による一酸化炭素中毒は場合によっては死につながる可能性もあるため、ここまでの対応をなるべく早く行い、早期にメーカーや業者に連絡しましょう。

給湯器の煙の防止法

給湯器から煙が発生することを防ぐには、給湯器の周辺に物を置かないことが大切です。
給湯器の給気口や排気口を塞ぐと、酸素不足による不完全燃焼が発生する可能性があります。
また、給湯器付近は高温になるため、紙などの可燃物を置かないことも重要です。
いずれにせよ経年と共に煙は発生しやすくなってくるため、発生時に速やかな対応ができる様にしておくことや定期的に新しい製品へ交換することなどが大切でしょう。

給湯器からの煙にご注意ください

給湯器から煙が出る場合、煙の色が白か黒かによって重大性が異なります。
白い煙が出ている場合はすぐに危険が発生する可能性は低いのですが、黒い煙だった場合は速やかな対応が求められるでしょう。
煙発生を防ぐには給湯器の給気口や排気口を塞がないようにし、周辺には可能な限り物を置かないことなどが大切です。

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