電気温水器のメリットとは?電気温水器導入時のポイントも紹介します

電気温水器はガス給湯器などと比較して経済面や安全性など様々な面でメリットがある注目の家電製品です。
導入を検討する際には、メリットと注意点を整理して考えると良いでしょう。
そのため今回は、電気温水器のメリットと注意点を解説します。

電気温水器のメリット

ここでは、電気温水器を導入するメリットを3つに整理して解説します。

ランニングコストが安い

電気温水器のメリットとしてまず挙げられるのが、ランニングコストの安さです。
電気温水器は「貯湯式」であり、電気代が安い夜間にお湯を沸かしておきタンクに貯め、その貯めたお湯を使用します。
お湯を使いたい時に都度沸かすガス給湯器とは異なり、お湯の使用頻度に光熱費が影響を受けず、ランニングコストを抑えることができるのです。

安全性が高い

安全性の高さも、電気温水器を利用する大きなメリットの1つです。
一般的なガス給湯器はガスを燃やした熱によってお湯を沸かしますが、電気温水器は電気を使ってお湯を沸かします。 
つまり、電気温水器は何かを燃やすわけではないため火事が起きる可能性が低いのです。
また、ガス給湯器で心配される不完全燃焼による一酸化炭素中毒も発生せず、電気温水器は安全性が高いといえます。

非常時にもタンクのお湯が使える

電気温水器のメリットとしては、非常時にもタンクのお湯が使えることが挙げられます。
電気温水器は夜間に沸かしておいたお湯を貯湯タンクで保温しておくため、仮に停電や断水が突然発生したとしても、タンク内のお湯は通常通り使用できるのです。
非常時にも強い点は、自然災害の多い日本において非常に大きいメリットだといえるでしょう。

電気温水器導入時に気を付けたいこと

ここでは、電気温水器を導入する際に気を付けたいポイントを解説します。

電気温水器はタンク容量が大切

電気温水器を利用するにあたっては、タンクに残っているお湯の量に気を付ける必要があります。
タンクのお湯がなくなると改めてお湯を沸かす必要があり、余計な電気代がかかってしまうのです。
来客などが予定されているなど、普段より多くお湯を使用する際には、普段より多めにお湯を沸かすように設定すると良いでしょう。

電気温水器のデメリットを知っておこう

ランニングコストや安全性の面で優れている電気温水器ですが、デメリットも一部あるのが実情です。
例えば、一度貯めたお湯を出す仕組みのため水道の水圧を利用できず、ガス給湯器などと比較するとどうしても水圧が低くなります。
また、ランニングコストは低いものの初期設置にかかる費用が少々高い点にも気を付けましょう。ただし、ランニングコストの削減により、長期間使用することで充分に元は取れます。

電気温水器にはメリットが沢山!

電気温水器はランニングコストの低さや安全性の高さなど、様々なメリットがある家電製品です。
貯湯式のため非常時でもお湯が使える点はメリットですが、水圧が低い点は知っておくと良いでしょう。
初期コストは高額になりやすいものの、ランニングコストを抑えることで充分に初期費用を回収できるため、電気温水器を導入してみてはいかがでしょうか。

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