給湯器が温まらない場合、「どうしたら良いんだろう…」「すぐ業者を呼ぶべきなのかな」と悩むことはありますよね。
給湯器が温まらないことには様々な原因が考えられ、原因に応じた対処法を知っておくことが大切です。
そのためこの記事では、給湯器が温まらない場合の原因別対処法を紹介します。
Contents
給湯器が温まらない場合の原因と解決策
ここからはさっそく、給湯器が温まらない場合の原因別に解決策を解説していきます。
蛇口に原因があるケース
給湯器が温まらない原因として多いのが、蛇口に対して原因があるケースです。
家にある蛇口を全てひねってみて1ヶ所の蛇口だけお湯が出ない場合、蛇口自体の故障が原因である可能性が高いでしょう。
1つの蛇口のみお湯が出ない場合は給湯器の故障ではないと思われるため、該当する蛇口を交換すれば解決するかもしれません。
賃貸であれば管理会社に連絡し、戸建て住宅であれば購入した住宅会社に連絡すると交換してもらえます。
温度調節ハンドルの調節不良のケース
給湯器の設定温度を変えてもお湯が出てこない場合、温度調節ハンドルの調節不良が原因かもしれません。
温度調節ハンドルには「40℃」などの目盛りが付いていますが、40℃の表示のところに合わせれば40℃のお湯が出るとは限りません。
それは、住宅の環境によって水圧や水温が異なるためです。
お度調節ハンドルを調節してもお湯が出ない場合は、温度調節ユニットが故障している可能性があります。
この場合は給湯器の業者に連絡しましょう。
ガス関係に原因があるケース
自宅のガス関係に原因があり、給湯器が温まらない可能性があります。
例えば震度5以上の地震やガス漏れなどを検知すると、ガスメーターの安全装置が作動してガスが遮断されます。
ガスメーターを一度確認し、表示ランプが赤で点滅していたら、ガスが遮断されていると考えられるでしょう。
その場合は表示ランプの付近にある復帰ボタンを押し、ガスメーターの復帰を試みてください。
ただしそれでも復帰しない場合はガスコンロ等が使用できないかも確認し、もし使えなければ元栓が閉じているかどうかの確認のあと、早期にガス会社へ相談してみましょう。
給湯器に原因があるケース
給湯器自体に原因がある場合も、水が温まらない可能性があります。
これまで説明したような点を確認しても問題がない場合や、給湯器のリモコンにエラー表示がされている場合などは給湯器の故障を疑いましょう。
その場合はエラーコードから原因が特定できる場合や、一度電源を入れなおすことで復帰する場合もあります。
もしそれらを行っても復帰しなければ、一度電源を落として給湯器の業者へ連絡しましょう。
給湯器が温まらない時は原因別の対策を!
給湯器が温まらない場合には、様々なことが考えられます。
蛇口やガスなどに異常がないか一通り確認しても原因が判明しない場合は、給湯器本体に原因がある可能性が高いでしょう。
もしどうしても分からなくなってしまった場合は、無理をせず給湯器の業者に連絡してみてください。