普段家庭で何気なく使っている給湯器。給湯器はお湯を沸かす際に排気口から非常に高温の熱風が排出されています。この熱風による火災を防ぐため、給湯器の排気口には「排気カバー」を取り付けることがおすすめです。
ここでは排気カバーとは何か、なぜ排気カバーを取り付けた方がいいのか、使用するメリットもご紹介します。
排気カバーとは何か?
まずは排気カバーとは何かについて説明します。
排気カバーとは?
排気カバーとは一言で説明すると、排気口に被せるカバーのことです。
給湯器でお湯を沸かす際に排気口からは非常に高温の熱風が排出されています。もしもこの熱風が燃えやすい草や木に当たり続けると、火災が起きて大きな事故に繋がる危険性があります。
そのため排気口には排気カバーを付けることが勧められます。
排気カバーにはどんな種類がある?
排気カバーには次の種類があります。種類によって熱風が排出される向きが変わります。お使いの給湯器や給湯器周辺の環境に合わせたものを取り付けましょう。
・上方排気カバー
熱風を排気口から上向きに排出させるカバーです。
・側方排気カバー
熱風を給湯器の両側から排出させるカバーです。場所によっては片側のみに排出するようにも取り付けできます。
・延長型カバー
給湯器から遠い場所に熱風を排出させるカバーです。
排気カバーを取り付けるメリットとは?
ここからは、排気カバーを取り付けるメリットをご紹介します。排気カバーを取り付けるメリットは以下の3点です。
・火災を防ぐ
やはり火災を防げることが一番のメリットでしょう。
・給湯器周辺の外観が良くなる
排気カバーを取り付けることで給湯器が丸見えのままよりは給湯器周辺の外観が良くなるでしょう。自宅の外観をスマートに保つためにも排気カバーは取り付けましょう。
・給湯器の故障を防ぐ
排気カバーが取り付けされていないと、排気口が直接雨や風を受けることになります。雨や風を直接受けることは給湯器の故障に繋がったり劣化を早めたりする可能性があります。
排気カバーを取り付けることで給湯器を長く使用できるようになるため取り付けはおすすめです。
排気カバーを取り付けて給湯器を安全に使用しましょう
今回給湯器に取り付け可能な「排気カバー」の概要、使用するメリットをごしょうかいしました。
排気カバーの取り付けには火災を防ぐこと以外にも様々なメリットがあります。お使いの給湯器には排気カバーをぜひ取り付けて、給湯器を安全に使用しましょう。